医療コンサルティングの重要性
急速な高齢化の進展に伴う老齢化人口の増加、慢性疾患の増大等、疾病構造の変化、医療技術の高度化・専門化に伴い、医療需要はますます多様化しています。少子高齢社会の進展を背景として、国はこれまで本質的な医療提供のあり方を検討するより、医療経済面、特に国民医療費の抑制を国家的課題としてクローズアップしてきました。
このような環境の下、2020年菅総理から発せられた、「公助・共助」から「自助・互助」への転換により、自分の身は自分で守るとし、自己責任社会が表面化、今後の診療報酬体系への方向性が懸念されるところで、病院経営がますます厳しさを増すと考えられます。
「医療経済実態調査」によると、医業費用に占める材料費(医薬品費・診療材料費・医療消耗器具備品費等)の割合は、医業収益を100とした場合、3割を超え、人件費においては55%越えで経営の厳しさが表面化、高質かつ良質な医療を提供しつつ健全な病院経営を維持するためには、収入増への取り組みと併せ費用の適正化への取り組み強化が近々の課題となっています。
また2025年、40年問題から、2020年診療報酬改定で示された病床再配分の方針から、国公立病院の統廃合による機能分化と分担への資源の集約化が今後さらに加速される環境にもあり、各病院経営者は自院の方向性への対応が大きな課題で、また追い打ちを掛ける様に地方銀行の貸し渋りの実態も表明化、中小医療機関経営者にとっては、経営方針すら策定できない状況下にあるのが事実です。
2019年発症の新型コロナウイルスが、変異、全世界で拡大する中、医療経営における収入と費用のバランスのコントロールを適正に保つ環境が崩壊しつつあります。世界的マーケットの停滞、あらゆる原材料の供給不足などから普段の3~4倍にも材料費が高騰し、経費の適正管理の重要性が叫ばれ、いつ終息するかめどが立たない環境下にあり、医療機能の崩壊までもが現実味を帯びてきています。
多くの課題が表面化する中、OAG監査法人コンサルティング部門では、優良事業継続のため、「今だから見つめ直そう私たちの病院」「将来にわたり地域医療の担い手として」を基本理念と考え、医療経営支援項目を取り揃えております。
医療経営の基本
Basics of medical management
医療施設によって、診療方針や医療資源に違いがあるのは当然のことですが、
【収入】−【支出】=【利益】
この公式に違いはありません。
- 【収入】
- 自院の医療資源(得意となる分野)をフルに活用する思考を維持し、資源活用が最大となる患者の集客がポイントとなる。
- 【支出】
- 支出管理項目別に、品質・適正量調達・適正価格・適正使用管理・交渉パフォーマンスの最大化がポイントとなる。
医療経営のポイント
- 医療経営改善業務・管理項目の可視化
- 入と出の管理強化
(収入資源管理と支出資源管理の強化)
戦略・改革プラン実施支援
- ・戦略見直し、再構築
- ・業務経営改善に向けた増収計画の策定、およびその確実な実施にむけてのPDCA支援
収益増加への取り組み
収益ロスの排除
(医療業務の質の向上・強化)
収益アップへの積極的参画
(地域医療連携および広報の強化)
他の先進病院との比較分析およびベンチマーク
(DPCデータ活用・診療情報管理士による機能強化)
費用削減に向けての取り組み
調達支援
SPD業務の強化
委託業務の精度強化
経営改善サービスライン
SERVICE LINE
経営計画策定
将来に向けた戦略と実行可能な戦術を、事業計画として策定するコンサルティング
病棟再編
病棟構成・入院料を見直し、収支改善を支援するコンサルティング
病院建替え
基本構想・基本計画の作成、プロジェクト推進を支援するコンサルティング
診療報酬最適化
診療報酬請求の見直しによる収益最適化を支援するコンサルティング
コストマネジメント
コスト構造の最適化と経営体質改善を支援するコンサルティング
財務分析(病院)
経営・財務内容を分析・ベンチマークし、次の打ち手を検討するコンサルティング
支援サービスの
ロードマップ
SERVICE ROADMAP
サービス展開については、以下のようなロードマップをイメージ。
市場ニーズ、トレンド、地域における優位性、投資対効果を見ながら実施します。
医療コンサルティング
サービスの報酬について
- 医療施設の現状分析
1施設 20万円(消費税別)~
(施設の規模により増減いたします) - 1.の分析結果を踏まえて効果の期待できるサービスメニューと見積を提示
医療の経営コンサルティングなら
OAG監査法人にご相談ください。
実務経験豊富な医療経営の専門家や公認会計士が
真摯に対応いたします。
東京事務所へのご相談
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受付時間 9:00〜17:00(平日)
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OAGグループだから出来る
包括的な医療コンサルティング
〜士業同士のネットワーク連携〜
特徴
1医療法人の会計に精通した
OAGグループの監査部門
OAG監査法人が属するOAGグループは、
医療法人の会計に精通した公認会計士や税理士、社会保険労務士など、400名以上の豊富な専門家により構成されていますので、グループ全体を通して、医療経営の専門家や公認会計士による医療コンサルティングや会計監査を行っております。
一般企業の会計とは、また少し違った独特な医療法人会計。勘定科目も違えば、財務諸表の中身も違います。
OAG監査法人では、そんな医療法人会計の事をよく理解した公認会計士が監査を行うので、表面化しにくい問題も事前に拾い上げる事が可能です。
特徴
2会計や不正防止などの社員研修も
私たちにお任せください!
OAG監査法人なら、社内規定や業務体制の整備を行うだけでなく、その仕組みを利用する”人”、社員への研修も可能です。
私たちが得意とする会計に関する研修や、社員による不正を防止するための不正防止研修など、対象の社員レベル(経営者/役員/管理職/新入社員など)に応じて様々な研修をご用意しております。
社員教育もしっかり行いたいという法人様のお力になります!
ご希望に応じてカリキュラムを作成しますので、ご希望の場合は、ぜひお申し出下さい!
特徴
3業種・規模・業績など、
ご依頼に関する制限は一切ありません!
「複数の施設を経営している」「大手監査法人に頼むほどではないし…。」など、事業規模や業種の制限は一切設けておりません。
さらなる拡大を目指される医療機関様は、まずはOAG監査法人にご相談ください。
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東京・大阪を拠点に、
全国各地エリア対応
複数拠点の医療機関様も
お任せください
OAG監査法人は、東京事務所、大阪事務所を拠点に、医療法人(病院・クリニック)の支援を行っており、全国どこのエリアでも対応可能です。
現在でも病院(300床)やクリニック(2院)の収益改善支援、クリニックの開設支援を行ったりと、各地の医療機関様よりご依頼いただいております。
WEB会議システムを利用したリモート支援でも対応可能ですので、お気軽にご相談ください。
ご相談前にぜひ確認を!
医療コンサルティングについて
よくあるご質問
- 「医療法」について、詳しくアドバイスを頂きたいのですが…。
- 医療法について疑問点や気になる点があればご相談ください。会計に関する事でしたら弊法人が、その他法律に関する事でしたら、OAGグループの弁護士法人がアドバイスさせていただきます。
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OAG監査法人
- 法人名
- OAG監査法人
(監査法人登録番号 監 第289号)
- 設立日
- 2009年(平成21年)5月20日
- 代表
- 今井 基喜
- URL
- OAG監査法人 https://oag-audit.or.jp/
社会福祉法人会計監査 https://oag-audit.or.jp/shafuku/
社会福祉充実計画 https://oag-audit.or.jp/shafuku/plan/
医療コンサルティング https://oag-audit.or.jp/medical-consulting/
医療法人会計監査 https://oag-audit.or.jp/iryou/
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